
家族の本のQRコードは、ドアです。祖母の声を、コードがしまっているわけではありません。ネット上の住所を指しているだけです。その住所がなくなったり、誰にでも開いていたりしたとき、刷った紙ではもう直せません。
コードが実際にすること
QRコードは、小さな白黒の模様です。スマホのカメラがそれを読み、インターネットの住所を開きます。それだけです。
想像してください。祖母の日曜日の台所を書いたページを刷ります。写真の横で、孫があとから、なぜ家ではパンを捨てなかったのか、祖母の声で聞けるようにしたいのです。ページのコードがそれをできるのは、奥の住所に録音がまだ届いているあいだだけです。
それが、本の一文との違いです。一文は紙に残ります。コードの奥の声は、別の場所に生きています。
よく知られた本が約束すること
日本で探すと、出てくるのは、スティーカミのQRシールや、しまうまプリントの動画QRのような完成品がほとんどです。売っているのは同じ使い方です。アルバムを手に取り、スマホで声や動画を開く。
Meminto は、録音を保存した時点でコードを自動で作ります。印刷した本では、物語の横に座ります。スマホのカメラが録音を開きます。Meminto 自身が書いています。YouTube の動画は、届く状態で残っていなければなりません。非公開だったり、消されていたりすると、刷ったコードは何も開きません。Meminto 自身に置いた動画は、付いている期間のあと、延長の料金がかかることがあります。
CEWE はフォトブックの動画にコードを載せます。祖父母が読み取ると、挨拶のメッセージが始まります。ファイルは CEWE のもとにあります。
ページが手にあり、声が耳に入る、という願いは叶います。サービスやアカウント、リンクがあとで消えたときに何が起きるかは、そこでは決まりません。紙は、コードをあとから書き直せません。
Pixum のフォトブックを家族年代記として見ると、レイアウト、ハードカバー、家系のページは分かります。コードが指してよい先は、説明しません。
コードの奥に置いてはいけないもの
刷ったコードの奥に、非公開の家族の入り口を置いてはいけません。
FamilyStories には、非公開のゲストリンクがあります。招待された人が、アプリもアカウントもなく、ブラウザで答えられます。リンクの全体が鍵です。持っている人は、渡してある質問を読むことも、直すこともできます。何十年も居間に置かれる本は、その鍵の置き場所ではありません。パラパラ見るだけ渡した相手も、同じ鍵を持つことになります。
数日で消えるリンクも、あとから自分では直せない短い住所も、同じように向きません。
意識して分けている公開の写真アルバムや YouTube の映像は、別の判断です。そのときは、本を手にした人がファイルも開ける、と分かったうえでのことです。
お墓のQRコードは、また別の仕事です。ReichDerSeelen は、プレートから、訪れた人に読んでほしい追悼のページへ導きます。「Friedhof 2.0」 の記事は、まさにその公開の追悼ページを書いており、あとからは貼ったコードなしの道も書いています。外での追悼です。戸棚の中の私的な家族の本ではありません。
ネット上の FamilySearch の家系図は、名前と日付を足せます。非公開の輪の中の原本の声の代わりにはなりません。
ページ上でコードが読めるようにするには
誰も読み取れない、見た目だけのコードには、意味がありません。
刷ったコードは、余白込みで一辺少なくとも二センチ必要です。近くでスマホを向けるときの目安です。法律の数字ではありません。距離が開けば、もっと面積が要ります。
模様の周りには、何もない白い余白が要ります。QRコードの開発元は、四辺すべてに、小さな四角四つ分の余白を求めています。レイアウトで、この余白を切ってはいけません。
横に、子どもが分かる一文を書きます。たとえば、ここで、おばあちゃんの日曜日の台所の声が聞けます。カメラを向ける前に、読み取りのあと何が来るかが分かります。
あとで本に入る紙で、試しの一枚を刷ります。機種の違う二つのスマホで読み取ります。それが通ってから、コードは本番のレイアウトに入ります。
判型、製本、印刷用ファイルの用意は 家族史の本を印刷する にあります。このページは、コードにできることと、してはいけないことだけを書きます。
声が先、本はあと
長く残るのは録音です。紙の上の模様ではありません。
物語を先に録音します。写真を同じ場所に付けます。誰が話し、何の話かを、一文で書きます。文字起こしは、あとで箇所を探す助けになります。ファイルの代わりにはなりません。
あとで写真と音を短い映像として見せたいなら、写真に音声をつける方法 が役立ちます。短い映像は、見せるためのものです。原本は、その横に残します。
FamilyStories は、QRコードも印刷した本も作りません。アプリは iPhone と iPad 向けです。案内の質問に、文章または声で答えを集めます。原本の声と文字起こしが残ります。写真は同じ答えに付けます。最大十人が、同じ非公開の家族の輪に入ります。アプリで答えたくない人には、非公開のゲストリンクがあります。そのリンクは、信頼できる人にだけ渡します。印刷した本には入れません。
中身は暗号化され、鍵を持つ家族だけが聞けます。FamilyStories は聞けません。技術のつながりは エンドツーエンド暗号化 にあります。FamilyStories は広告を出さず、データを売らず、家族の内容を人工知能の学習に使いません。
有料プランでは Word または PDF、写真、原本の声を書き出します。あとで製本したい人は、そのファイルを書籍の印刷サービスに渡します。アプリの中に、印刷した家族の本はありません。
それからページを刷るとき、文章が物語を運べます。コードが要るのは、非公開の家族の輪の外にあるものを、意識して届くようにしたいときだけです。人生の物語全体は 親の人生の物語を記録する にあります。
よくある質問
作りません。アプリの中に、コードを作る機能も、印刷した本もありません。原本の声は、非公開のまま集めます。あとで製本する人は、Word または PDF を印刷サービスに渡します。
いけません。ゲストリンクの全体は、非公開の鍵です。持っている人は、渡してある質問を読むことも、直すこともできます。回し読みされる本は、その鍵には広すぎます。
余白込みで、一辺少なくとも二センチです。白い余白を空けます。部数を頼む前に、本番の紙で、二つのスマホから試します。
なくなったのは奥の住所です。紙ではありません。だから原本の録音は、刷った模様とは別に、家族自身が持つ場所に置きます。
不要です。多くのページは、刷った文章と、非公開の輪の中の声で足ります。コードが役に立つのは、輪の外のものを、意識して届くようにしたいときだけです。
家族らしさをつくる物語を、未来へ残そう
FamilyStoriesは、心を込めた質問をきっかけに、家族の声や写真、思い出を安心して残せるプライベートな場所をつくります。
- エンドツーエンド暗号化
- いつでも編集できる、家族に合わせた質問
- テキスト・音声回答と自動文字起こし
- 写真を無制限にアップロード
- 人物と思い出をつなぐ家系図
- 毎週または毎月のリマインダー
- アプリ、または安全なリンクからブラウザで回答
- 大切な人の声をそのまま保存
- アプリを入手
公式サイトを開き、このページからFamilyStoriesを始めます。
- 質問を選ぶ
家族に合う質問を選び、必要に応じていつでも自由に編集します。
- 家族を招待
安全なリンクか招待コードを送り、一緒に最初の思い出を残します。
