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お父さん・お母さんとの会話

親に聞きたい質問60選:親の人生を時期ごとにたどる

親に聞きたい質問のなかで、いちばん話が広がるのは、ひとつの場面を思い出してもらう質問です。「子どものころはどうだった?」とざっくり聞くより、子どものころのある日曜日や、初めて出勤した日、二人が出会った夜について聞いてみてください。この記事では、親の人生を時期ごとに聞く60個の質問と、話を深めるひとこと、答えを残す簡単な方法を紹介します。

窓辺の丸い木のテーブルに、ティーポット、カップが2つ、白紙の質問カードが数枚、鉛筆が置かれている

親のことはよく知っているつもりでも、自分が生まれる前の暮らしとなると、意外に知らないものです。子どものころ、どんな家に住んでいたのか。二十歳のころ、何を夢見ていたのか。どんな出来事や人が、今の親をつくったのか。ちょうどいい質問をすれば、多くの親は喜んで話してくれます。小さな答えがいくつも集まって、少しずつ、親の人生の物語になっていきます。

まず聞いてみたい、気軽な質問5つ

最初は、場面がひとつ目に浮かぶ質問が向いています。大きな答えを求めないので、インタビューのような固い雰囲気にならずに、会話が自然に始まります。

  1. 子どものころ住んでいた家の前の通りは、どんな様子だった?
  2. 小さいころの好物は何で、誰が作ってくれた?
  3. 聞くと、すぐに若いころに戻れる歌は何?
  4. 初めて自分で稼いだお金で、何を買った?
  5. これまでの写真の中に、いつか私に話しておきたい一枚はある?

親のことを、どのくらい知っていますか? 無料の家族クイズでは、お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃんについて、12問、約1分で答えられます。最後に、次の会話で使える50個の質問がもらえます。印刷しても、切り取ってカードにしても使えます。クイズで答えられなかったことが、いちばんよい最初の質問になることがよくあります。

親の人生について聞く質問:時期ごとに

昔の話は、子どものころから今まで、順番にたどると話しやすくなります。1回の会話では、ひとつの時期だけを取り上げます。その中から、お母さんやお父さんに合いそうな質問を3つ選んでください。各時期の最後に、話をさらに深めるひとことを添えました。

子どものころ

子どものころの質問は、自分では見たことのない場所や人、暮らしのならわしを呼び戻してくれます。

  • 育った家は、どんな様子だった?
  • ふつうの日曜日は、家でどんなふうに過ごしてた?
  • 誰と遊ぶのがいちばん好きで、何をして遊んだ?
  • 子どものころはだめだと言われたのに、今はあたりまえになっていることは、何かある?
  • 子どものころ、何が怖くて、誰が慰めてくれた?
  • 誰にも話したことのないいたずらは、ある?

続けて聞くなら:「そこは、どんなにおいがした?」においは、ひとつの場面をまるごと思い出させてくれることがよくあります。

学校と10代のころ

学校の時期と10代は、親が初めて、どんな人になりたいのかを自分で決めた時期です。

  • 今でも覚えている先生は誰? その先生の何が心に残ってる?
  • 親友は誰で、放課後はいつも何をしてた?
  • 16歳のころ、休みの日は何をして過ごしてた?
  • 10代のころ、どんなことで叱られた?
  • そのころ、自分らしいと思えた音楽や服、場所は何だった?
  • 若いころは、何になりたかった?

続けて聞くなら:「もし16歳の自分にひとこと伝えられるとしたら、何て言う?」

仕事

仕事の質問からは、親がどうやって暮らしを支えてきたのか、何を誇りに思っているのかが見えてきます。

  • 最初の仕事には、どうやって就いたの?
  • 初めて出勤した日は、どんな日だった?
  • 職場でいちばんいろいろ教えてくれた人は誰?
  • 仕事の中で、いちばん誇りに思っていることは何?
  • 全部投げ出したいと思った日は、あった?
  • 今なら、仕事のことで何か違うやり方をする?

続けて聞くなら:「そのころのお給料はどのくらいで、それで何が買えた?」

出会いと結婚

二人の出会いの話は、多くの子どもが、何度でも聞きたい話です。

  • 二人はどうやって知り合ったの? きっかけをつくったのは、どちら?
  • 初めて会ったとき、相手のことをどう思った?
  • 初めてのデートは、どんな感じだった?
  • 結婚は、どんなふうに決めたの? しなかったのなら、それはどうして?
  • 最初のころ、思っていたより大変だったことは何?
  • これまでの経験で、二人が長く仲よくいるために大切なことは、何だと思う?

続けて聞くなら:「そのとき、何を着てた?」小さなことが、話を生き生きとさせます。

私たちが小さかったころ:自分についての質問

ここでは、自分では覚えていない自分のことを知ることができます。

  • 私が生まれた日は、どんな日だった?
  • 私の名前は、どうやって決めたの?
  • 私は、どんな子どもだった?
  • 私が何をすると、笑ってた?
  • 私たちが小さかったころ、いちばん大変だったことは何?
  • 子育てで、今なら違うやり方をしたいと思うことは、ある?

続けて聞くなら:「その日の写真は、ある?」

ルーツと家族の歴史

ルーツの質問は、世代が替わると伝わりにくくなる名前や土地、その裏にある物語を残してくれます。

  • 自分のおじいちゃんとおばあちゃんについて、知っていることは何?
  • うちの家族はもともとどこの出身で、どうしてそこを離れた(または残った)の?
  • お正月やお盆など、家ではどんなならわしがあった?
  • 家に昔から伝わっているレシピや味は、何?
  • うちの家族で、何度も語られる話は何?
  • 家に伝わるものの中で、いちばん大切な品物は何?

続けて聞くなら:「その話に、ほかにも詳しい人はいるかな?」

ソファの上に、開いた古いアルバム、老眼鏡、古い写真が数枚重ねて置かれ、ひじ掛けに編みものの毛布がかかっている

人生の転機と、つらかった時期

どんな人生にも、すべてを変えた年があります。やさしく聞いて、どこまで話すかは、親に決めてもらいましょう。

  • 人生をいちばん変えた決断は何?
  • いちばんつらかった時期はいつで、何が支えになった?
  • 一生忘れられない引っ越しや別れは、ある?
  • 世の中の出来事で、自分の人生に響いたものは何?
  • 初めて本当に大人になったと感じたのは、いつ?
  • 今ふり返って、誇りに思うことは何?

続けて聞くなら:「そのとき、そばにいてくれたのは誰?」

大切にしていることと、残したいもの

この質問の答えは、親が何を伝えたいのかを教えてくれるので、あとになって、いちばん心に残ることが多いものです。

  • 人生で、本当に大切だと思うようになったことは何?
  • 自分の親の助言で、実際に守ったことはある?
  • 自分の親の口ぐせで、今も使っている言葉はある?
  • 孫に、自分のことで知っておいてほしいことは何?
  • いちばん感謝していることは何?
  • 家族の中に、自分の何が残っていてほしい?

続けて聞くなら:「それについて、ひとつ話を聞かせてもらえる?」大切にしていることは、ある出来事を通して、初めて手で触れられるものになります。

親に聞く、楽しい質問

楽しい質問は、会話をほぐして、誰も思ってもみなかった面白い話を引き出してくれます。みんなが耳を傾けられる、家族の食事の席にもぴったりです。

  • 今までにやった、いちばんとんでもないことは何?
  • 昔の服で、今でも着たいものはある?
  • 料理で、いちばんの大失敗は何?
  • お小遣いを、何に全部使ってしまった?
  • 子どものころ、いちばんよく使った言い訳は何?
  • 人生のうち一日だけ、もう一度過ごせるなら、どの日にする?
  • あまりに恥ずかしくて、今は笑い話になっていることは、ある?

どの場面に、どの質問が合う?

すべての質問が、どの場面にも合うわけではありません。選ぶときは、この表を目安にしてください。

場面向いているもの質問の例
短い電話子どものころの軽い質問ふつうの日曜日は、家でどんなふうに過ごしてた?
古い写真を見ながらの訪問ルーツと家族の歴史この写真は誰で、どんな日だった?
家族の食事楽しい質問昔の服で、今でも着たいものはある?
還暦や古希のお祝い人生の転機と、大切にしていること今ふり返って、誇りに思うことは何?
二人で過ごす静かな夜出会いと、私についての質問私が生まれた日は、どんな日だった?

親への質問のしかた

いい質問には、答えを待つ時間が必要です。次の4つは、ほとんどの会話で役に立ちます。

  • 少ない質問で: 1回に3つで十分です。半分しか聞けない話が10個あるより、ひとつの話を最後まで聞くほうがずっといいものです。
  • 聞き役に: 間があいても、そのままにします。いちばんよい話は、黙ったあとに出てくることがよくあります。
  • 続きを聞く: 「それで?」「ほかに誰がいた?」「どんな気持ちだった?」
  • 手に取れるものを: 写真や手紙、昔の道具がテーブルにあると、質問だけでは届かない思い出が戻ってきます。

30分ほどの、もう少し長い会話の進め方は、親の声を残すインタビューの進め方に書きました。人生の物語全体を残すには質問が何個くらい必要かは、親に聞きたい人生の質問: 10問、20から33問、50問以上の選び方にまとめています。

高齢の親への質問

高齢の親には、長い会話よりも、短くて具体的な質問と、目で見られるもののほうが助けになります。記憶があいまいになってきたら、ずっと昔のことを聞きます。子どものころ、学校、最初に住んだ家などです。間違いを直さずに、出てきた話をそのまま受け取ってください。こうした会話をうまく進める方法は、高齢者の回想法: 40分から60分で思い出を聞くコツで紹介しています。

お母さん、お父さん、祖父母への質問

ここにある質問は、お母さんにもお父さんにも使えます。お父さんだけの質問集はお父さんに聞きたい質問、祖父母向けは祖父母への質問にあります。

親の答えを、声のまま残す

親の答えは、かけがえのないものです。数週間もたつと、誰が何を話したのか、はっきり覚えている人はほとんどいません。ですから、その場で残してください。いちばんよいのは、音声の録音です。言葉だけでなく、声や笑い声、お母さんやお父さんの話しぶりも残ります。

FamilyStoriesには、こうした質問が最初から用意されています。この記事と同じように人生の時期ごとに並んでいて、質問ごとに小さなヒントも付いています。自分の質問は、いつでも足せます。親は自分の声で答え、話した言葉は自動で文字になります。アプリで答えても、アプリなしで、招待リンクからブラウザで答えてもかまいません。週に一度のリマインダーが、物語が続くように助けてくれます。最後には、PDF、Wordファイル、またはコードを読み取ると声が流れる紙の本になります。

会話を一歩ずつ録音して、残していく手順は、親の自分史の作り方に書きました。

よくある質問

家族の物語を、その人自身の声で残しましょう

FamilyStoriesは、家族で人生の物語を集めるiPhone・iPad向けアプリです。一人ひとりに合った質問、本物の声、写真をプライベートに残し、最後は印刷した本にできます。

  • 人生の章ごとに合わせた質問
  • 話した言葉を自動で文字に
  • 本人の声をそのままの形で保存
  • 写真は思い出の物語のそばに
  • 最大10人のファミリーサークル
  • アプリなしでもリンクで回答
  • 毎週のリマインダーで続けやすく
  • 語りに寄り添う音楽と自然の音
  • 家族みんなでつくる家系図
  • PDFやWordファイルで保存
  • 印刷した本を世界中にお届け
  • エンドツーエンド暗号化で安心
  1. アプリを入手

    App StoreからFamilyStoriesをiPhoneかiPadに入れます。

  2. 質問を選ぶ

    その人について少し答えると、合う質問をアプリが選びます。

  3. 家族を招待

    家族にリンクを送ると、アプリかブラウザで答えられます。

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